ついに2008年に登録犬種第一位となったプードル。
トイプードルはこのプードルから改良され、
一番小さい体の種として定着しています。
JKC(ジャパンケンネルクラブ)のデータによりますと、
2002年以前は8位程度が最高でしたが、2003年にグンと3位へと急上昇。
以降、一位ダックス、二位チワワ、そして3位にプードル。
この躍進の影にはやはりなにか理由がありそうです。
トイプードルはとても賢い犬で、ブリーダーさんからも評判がいい犬です。
社交性もあり、利発で、従順。
砂に水が染み込むように教えることをちゃんと理解して覚えていく犬種です。
心理学者スタンレー・コレン氏が発表した研究では
ボーダーコリーとプードルは250もの言葉と合図を理解して、
簡単な計算までが可能という実験結果が得られています。
服従、作業に関する知能もやはり高いという万能ぶりです。
サーカスなどでもよくみかける犬種ですが、納得のいく頭のよさです。
確かに利発という評価を一様につけられるのもわかります。
飼いやすさがバツグンで、知能が高いゆえに物を教えやすい…。
でも反対に頭がよすぎて、サークルの柵を開けて
脱走やら、飼い主の行動をみて学習し、
こっそり食物を拝借したりというお茶目な一面もあります。
頭が良すぎるのも困ったものですね。
もちろん、トイプードルの魅力は頭の良さだけでなく
そのぬいぐるみのような可愛さもあります。
トイプードルの正面をむいてる顔はまるで愛嬌のある子供のよう。
テディベアカットの子犬は本当に動いているのが
不思議なほどのメルヘンな姿で、ずっと抱きしめていたいほどの可愛らしさ。
でも、トイプードルを飼いたいというみなさん、そんな気持ちを
少し脇において飼うに必要な情報に目を通しておいてください。
長い間、共にすごすパートナー犬として、
迎える前に十分な準備をしておきましょう。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
●トイプードルの大きさ
体高・オス・メスとも28cm以下、体重・オス・メスとも3kg前後です。
30センチ物差しよりも小さいなんて驚きですよね。
プードルは現在4つの大きさが認定されていますが、
JKC規定によるプードルのサイズは元々
「スタンダード、ミニチュア、トイ」の3種類。
しかし、2004年から1サイズ追加となり、
「ミディアム」が追加されました。
これで計4種が現在までに正式なサイズとして認められています。
●トイプードルの性格
社交的、とにかく利発で、物覚えがいい性格です。
やや興奮しやすく、物音に過剰に反応して無駄吠えしてしまう事もあります。
飼い主の愛情にもよくこたえてくれます。攻撃性はひくく、温和です。
●トイプードルの色(JKC公認)
現在14色です。これが基本の色となります。
グレー/シルバー/シルバーグレー
ブラック/ホワイト/ブラウン/クリーム/ブルー
シャンパン/レッド/アプリコット
カフェオレ/ベージュ/シルバーベージュ
ちなみに2色のパーティカラーはドッグショーには出場できません。
●トイプードルの体
スクエア体型でバランスもよく、
筋肉も狩猟犬の名残で適度に発達しています。
●トイプードルの被毛
被毛は豊富で、クルクルとした巻き毛になっているのが特徴的です。
毛は抜けにくく、体臭が少ない。
しかしオーバーコート(外毛)アンダーコート(下毛)が絡み
毛玉ができやすく、ブラッシングは欠かせません。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
かなり昔から存在が確認されているプードル種なのですが、
それは紀元前30年頃にまで遡り、
ローマ皇帝の記念碑にプードルの彫刻があるといいます。
しかしプードルのはっきりした起源というものは
現在まだ特定されていません。
プードルは「水猟犬」として活躍していましたが、
猟師が打ち落とした水鳥を追いかけて捕獲するのがプードルの役割でした。
水中に入っても効率よく動けるようにと
心臓回りを残して他を短く毛を刈ったのが現在のクリップなどに引き継がれ、
更にはショークリップも登場して後にファッションに繋がっていきます。
このプードルという名前ですが、
ドイツ語の「pfudel(水たまり、水がはねる)」という名前に由来があり、
この名前からもこの犬がどういう働きをしていたかよくわかりますよね。
さて、フランスへと持ち込まれたプードルは姿を変えていきます。
愛玩犬へと役割を変えられ、16-18世紀頃から
貴婦人に愛されるように小型へと改良が進んでいったのです。
この頃にはミニチュア・プードルやトイ・プードルが登場し、
17世紀頃の絵画にはライオンカットのプードルがよく登場しています。
一方、英国ではトリュフ探しに飼われて使われていたという話もあり、
ロシアではスタンダードサイズのプードルが
牛乳カートを引くのに使われていたといいます。
ちなみに縁の深いフランスでも現在、トイプードルは
トリュフ探しに使われるそうです。
実にいろんな顔をもっているトイプードル。
愛される犬としての地位がゆるぎない歴史ですね。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
最近人気があがっているトイプードルよりも
更に小さいサイズのプードルですが、
タイニー、ティーカップ・マイクロティーカップの順番になります。
アメリカで更なる小型化を目的に改良されたサイズのプードルです。
大きさですが、タイニープードルは2kg。
ティーカッププードルは約2kg未満。
タイニープードル・ティーカッププードル、
このサイズのプードルはJKC(ジャパン・ケンネル・クラブ)の
血統証では「トイプードル」になります。
現時点ではこの名称は正式には認められてはいません。
したがって、タイニー、ティーカップ共々、「トイプードル」となるのです。
性格、性質などは特にトイプードルらと変わりなく、
ただ、依存心がちょっと強い傾向があるということです。
しかし、溢れる情報を丹念にみても、
傾向としてはこれらのサイズのプードルには
否定的な姿勢をもつ人々が多いという印象です。
単に未熟児なだけじゃないのか?という疑問も出されますが、
これは成長したら普通のサイズと変わりない体に育った
というケースがあるからです。
妊娠中のメスの食事コントロールや、サプリメントなどの操作により
赤ん坊のサイズをより小さくすることも可能だったり、
人気犬種にともなう悪質な操作が横行していて、
見極めが困難でもあったりします。
本当のティーカップを見極めるには顔の大きさと手の太さだといいますが、
実際のトイプードルなどと並べてみると歴然とした大きさの違いがあります。
同じ年のトイプードルとティーカップではかなりの違いがあり、
本当に1/2から1/3の大きさです。
ただ、体が小さいとやはり病弱になるケースが多いので、この見極め、
飼う前に十分、販売する店を選ぶという姿勢でないと後でクレームに
なりますので、その辺りは自己責任となります。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア